大人の装いに相応しいクラシカルなデザイン GEORG JENSEN(ジョージジェンセン)の HERITAGE(ヘリテージ)コレクション

公開日: : ファッション小物, ブランド

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デンマークを代表するアクセサリーブランドで今年、創業110周年を迎えるGEORG JENSEN(ジョージ ジェンセン)。
その始まりは1904年に銀細工師のジョージ・ジェンセンがコペンハーゲンに設けた小さな工房でした。
動植物をモチーフにした美しいデザインと高度な技巧が評価され、やがてスウェーデンとデンマークの両王室御用達となります。
現在ではジュエリーのみならず、カトラリーやウォッチなど多くのプロダクトを送り出している同社。
いずれの製品もクラフトマンシップに溢れた、丁寧な作りと優れたデザインが特徴。
中でも注目したいのが毎年発表されるHERITAGE(ヘリテージ)コレクションのアクセサリーです。

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ヘリテージ・コレクションはジョージ・ジェンセン自身が生前に手掛けたデザインを再現したもの。
毎年、1つのモチーフが、ペンダント、イヤークリップ、イヤリングとして復刻されます。
ジョージ・ジェンセンが活躍したのはアール・ヌーヴォー華やかなりし時代。
ヘリテージコレクションもアール・ヌーヴォーのエッセンスがつまった優美なデザイン。
いぶしをかけたシルバーは、まさに大人の女性に相応しい深い魅力を持っています。

 

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こちらが2014年のイヤーペンダント。オールシルバーのものと、スモーキークォーツを配したもの、そしてマザーオブパールを使ったものがあります。
価格はオールシルバーが27,000円(税込)。スモーキークォーツとマザーオブパールが32,400円(税込)。

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シリーズが始まったのが1988年。記念すべき1作目がこちら。
どんぐりがモチーフになったかわいらしいデザイン。

 

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2012年のモデルは植物モチーフの下に小さめのストーンが揺れる動きのあるデザイン。

 

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じつに細かい手仕事が施されているのが分かりますね。
ヘリテージは職人さんが手作業で作り上げています。
ジョージ・ジェンセンのクラフトマンシップが息づいているんです。

 

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1993年モデル。ヘリテージのチェーンは捻りのないフィガロ(ロング・アンド・ショート)タイプ。
シンプルでクラシカルな印象なのでフォーマルな場はもちろん、カジュアルでも活躍します。

 

品格のあるデザインは母の日のプレゼントにも

ヘリテージは、その年に発表されたものしかジョージ ジェンセンのショップで販売されていません。
ときおり再販になる以外は、過去のデザインを入手しにくいんです。
そのため人気のモデルはネットショップやオークションで高値がつくこともあります。

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2007年のイヤーペンダント。モチーフはブルーベル(ひめつりがね)。
元になったのはジョージ・ジェンセンが1910年にデザインしたブローチ。
現在、ネットショップなどでは40,000円前後の値段がついています。

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2006年モデルはモダンな印象。写真はアジア限定で販売されたコーラルをあしらったもの。
珊瑚の、オレンジに近いピンクが優しげですね。
オリジナルは1913年のデザインで植物の蕾をモチーフにしています。

 

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この春に再販された1994年モデル。ぶどうの葉をモチーフにした1915年のデザインがオリジナル。
ガーネットの深みのある赤がシックです。

 

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1991年のモデル。モチーフはバラの蕾。
ころんとして小ぶりなので普段から身につけていたくなります。

 

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2001年モデル。存在感のあるアンバーをあしらったタイプ。
温かみのある琥珀がいぶしをかけたシルバーにマッチしていますね。

ヘリテージの魅力は、洗練されたデザインでありながら決して派手すぎないこと。
控えめな上品さは、やはり王室御用達の品格でしょうか。
落ち着いた大人の女性にこそ似合うヘリテージ。
母の日のプレゼントにもぴったりです。

 

 

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