気になるファッションブランド、ASEEDONCLOUD(アシードンクラウド)

先日、雑誌「リンネル」をパラパラとめくっていたら、一枚のワンピースに目を奪われました。
淡い水色に鮮やかなイエローとネイビーの格子柄のテキスタイル。重ね着をしたようなボリューム感のあるレイヤードスタイル。うん、すごく好きな感じ。
気になってクレジットを見てみたら「ASEEDONCLOUD(アシードンクラウド)」というブランドのもの。さっそく調べてみたら、とっても魅力的なブランドだったので是非ご紹介したいと思います。

ASEEDONCLOUD(アシードンクラウド)デザイナーは元writtenafterwards(リトゥンアウターワーズ)の玉井健太郎氏。

デザイナーの玉井健太郎氏はロンドンのセントマーチンズを卒業後、マーガレットハウエルUKでアシスタントデザイナーを務めた後に帰国。山縣良和氏とともにwrittenafterwards(リトゥンアウターワーズ)を立ち上げた経歴の持ち主。2009年に同ブランドを離れ立ち上げたのが、このASEEDONCLOUD(アシードンクラウド)だそう。
writtenafterwards(リトゥンアウターワーズ)は東京コレクションでも話題になることの多いブランドなので聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

（ASEEDONCLOUD　2014年春夏コレクションルックより）

ASEEDONCLOUD(アシードンクラウド)はシーズンごとに、ひとつの職業にフォーカスし、その人たちのライフスタイルからインスピレーションを得たデザイン活動を行っているそう。
2014年春夏は「machigaka(街画家)」。大胆な色使いや絵画のようなテキスタイルが魅力的ですね。

雑誌で見て気になったエプロンワンピース。
ブランド定番のモデルだそう。オーガニックコットン×コットングログランチェックを使用。
￥45,000 ※本体価格

過去のコレクションもさかのぼってみました。

2013-4年秋冬「kusoubin(空想便)」

2013年春夏「sanpotai(散歩隊)」
「ハイキングの途中で見かけたカササギの姿」をイメージソースにしたコレクション。
カササギが巣作りのために拾い集めた枝葉や小石をプリントした柄などを展開。

2012-3年秋冬「bokudougi(牧童着)」
羊飼いの少年が、羊と共に旅の中で成長を重ねる姿を表現したコレクション。
こんなかわいいメンズ、素敵すぎます！

2012年春夏「syukuhukubito(祝福人）」
どこか遠くの村での祝いの場を表現したコレクション。
素朴さのあるドレスはとてもノスタルジックです。

2011-2秋冬「kazokugi(家族着)」
どこかに在る森の中で、静かに暮らす家族の姿を写し出したコレクション。

いかがでしたでしょうか。
日本のブランドでこんなに懐かしさや素朴なかわいさを表現しているブランドがあるなんて、とてもわくわくしますね。
気になる方は、是非チェックしてみてください！

ASEEDONCLOUD(アシードンクラウド)

・Facebook　https://www.facebook.com/Aseedoncloud

・デザイナー玉井健太郎氏サイト http://kentarotamai.com/