フィンランドで製作中! 公開が待ち遠しい長編アニメ映画ムーミンの予告編が公開されました
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トーベ・ヤンソンの生誕100周年を記念して、日本でも世界でも、イベントが目白押しのムーミン。
その中でもファンの期待を集めているのが、現在、母国フィンランドで製作中の長編アニメーション映画。
『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』(英題『MOOMINS on the RIVIERA』)はムーミン初となる手描き長編アニメーション映画です。
あれ?ムーミンの映画って前にもなかった?って思う人もいるかもしれませんね。
これまでも劇場上映作品はありました。
日本で描き直されて上映されたテレビアニメの劇場版『劇場版ムーミン谷の彗星』、パペットアニメ『劇場版ムーミン パペット・アニメーション ~ムーミン谷の夏まつり~』などです。
でも劇場用の長編手描きアニメとして製作されるのは今回が初めてなんです。
トーベ・ヤンソンのオリジナルな世界観を反映
しかも、母国フィンランドでの製作なので、トーベ・ヤンソンのオリジナルな世界観に期待ですよね。
メガホンを取ったグザヴィエ・ピカルド監督もこんなコメントを。
「本作を製作するにあたって意識したことは、トーベ・ヤンソンのオリジナル作品に敬意を払い、昔から『ムーミン』を愛する人々のためにも映画に原作を取り入れることでした。そして、どんな大人も持っているはずの子ども心を刺激したかったのです。本作ではすべてどのシーンも手書きです。どのシーンを切り取っても、原作の雰囲気を決して崩さないように色味や音楽などにもとてもこだわりました」
監督はトーベ・ヤンソンの思想に深く共鳴しているようで、こんなことも言っています。
「私がこの作品を通じて強く思うことは、トーベ・ヤンソンの作品を今後も後世に残し続けることであり、『平和に暮らし、植物と夢を育て続ける』という彼女のモットーを持ち続けたいと思っています」
こんな監督の言葉を聞いたら、絶対見に行きたいと思ってしまいますよね!
日本公開は来年の2月。
気になるストーリーをちょっとだけ紹介すると。
地中海の有名リゾート、リビエラへやってきたムーミンたち。
楽しいバカンスを過ごすつもりが、慣れないセレブな環境にちょっと調子が外れてしまいます。
フローレンは現地のプレイボーイの虜になり、貴族と知り合ってその気になってしまったパパはムーミン伯爵を自称。
やきもちを焼くムーミン、ママも浮かれるパパに腹を立てて……。
家族の危機を、ムーミンたちはどう乗り越えるのか!?
さて、今回、新たに予告編が公開されました。
フィンランド語で字幕はついていませんが、映画の雰囲気はよく伝わってきます。
来年の日本公開がますます楽しみですね!
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