北欧デザイン照明の逸品、Harri Koskinen(ハッリ・コスキネン)のBlock Lamp(ブロックランプ)

分厚いガラスの中に、ありのままの姿の電球が収められている、
とてもシンプルでミニマルなデザインの照明。

「電球の熱で氷が溶けてしまいそう」
この照明を見ると、そんな不思議な感覚を覚えそうですよね。
今回はインテリアショップで見かける機会も多い、この照明についてフォーカスしたいと思います。

北欧デザインブームを巻き起こしたDESIGN HOUSE stockholm(デザインハウス ストックホルム)からリリースされたBlock Lamp(ブロックランプ)

この、Block Lamp(ブロックランプ)はフィンランドのデザイナー、Harri Koskinen(ハッリ・コスキネン)によって1996年に生み出されました。
当時まだ20代だった彼の作品を世に送り出したのは、北欧出身デザイナー達によるインテリア雑貨を扱うブランド、DESIGN HOUSE stockholm(デザインハウス ストックホルム)社。
瞬く間に、ブロックランプは世界中で注目を浴び、2000年にはMOMAのパーマネントコレクションに収めらました。同時にデザインハウス ストックホルム社の製品も支持を受け、”北欧デザインブームの火付け役”とも言われているそう。

Block Lamp(ブロック ランプ)の魅力。

２つのパーツに分かれたガラスブロックはハンドメイドで鋳造され、凹凸のある表面が氷のような質感を演出しています。
また、上に乗っても大丈夫というタフな作り。
そして、表面が熱くならないのでフロアやデスクに直接置くこともできる。
いろんなシーンで使えて良いですよね。

サイズはミニとラージがあり、ミニ(8W)￥13,000、ラージ(15W)￥18,000。
デザイン照明にしてはお手頃な価格も魅力のひとつです。

Block Lamp(ブロック ランプ)のある風景

by instagram

フローリングの床の上でやさしく照らしています。
この低さで使えるのは良いですよね。

ペットが近づいても大丈夫。安心です。

明るすぎない程よい明かりがムードありますよね。
チューリップの花もいつもと違う雰囲気に。

重ねた雑誌の上に。とてもお洒落な使い方ですね。

ラージとミニを重ね使い。光のタワーがドラマチックです。

うーん、素敵！
シンプルでデザイン性の高いインテリアを好む方には、マストバイ！な照明ではないでしょうか。

●デザイナー／ハッリ・コスキネン

1970年、フィンランドのカルスツラ生まれ。
ヘルシンキ美術デザイン学校卒業後、1996年よりイッタラやデザインハウス ストックホルムなどでフリーのデザイナーとして仕事を始める。受賞歴も多く、ガラス製品から、スピーカー、腕時計や家具まで幅広くデザイン活動をしている。
「Block Lamp(ブロック ランプ)は最も知られている作品。