【不朽の名作北欧食器シリーズ】Bersa(ベルサ)
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食器
白い陶磁器に緑の葉っぱが描かれた、生命力溢れるデザインが印象的なBersa(ベルサ)。
北欧ヴィンテージ食器が好きな方は誰もが知っている有名なシリーズですね。
スウェーデンで最も有名なブランドの一つ、GUSTAVSBERG(グスタフスベリ)社からStig Lindberg(スティグ・リンドベリ)のデザインで1960年代に発売され、大変な人気となった、このBersa(ベルサ)シリーズ。
「Bersa」とはスウェーデン語で「葉っぱ」を意味する言葉だそうです。
北欧ヴィンテージ食器ブームのきっかけになったとも言われているこのシリーズは、今でも根強い人気があり、復刻版も発売されています。
白いベースに葉っぱのグリーンがとてもよく映えた絵柄が可愛らしくて素敵ですね。
プレート/18cm 参考価格¥6,000~¥9,000 ※ヴィンテージ品
シリーズの中でも人気の高いピッチャー
参考価格¥30,000~ ※ヴィンテージ品
ヴィンテージ品は状態にもよりますが、価格が高騰しているようです。
北欧で暮らしの中で大切に使われてきたヴィンテージ品は、やはり魅力的。
しかし、復刻版もグスタフスベリ社で当時の製法に忠実に生産されているので、十分価値を感じます。
<Bersa(ベルサ) ヴィンテージと復刻版の違い>
一目で分かるのが、裏面の刻印です。
ヴィンテージ品は、刻印にも葉っぱの柄が。
復刻版はグスタフスベリ社のロゴマークのみの刻印です。
他にも、復刻版はヴィンテージ品に比べて葉っぱの色味が薄いのが多かったり、フォルムも若干違うようです。
<ヴィンテージ品>と<復刻版>を明示して販売しているお店がほとんどなので安心して選べると思いますよ。
<Bersa(ベルサ)のある風景>
snap by instagram
たくさん並んだBersa(ベルサ)の食器達。圧巻です。
これから新緑の季節。とても気分が高まりそうですね。
人気のピチャーを花器代わりに。
この使い方は真似したい!
グリーンがふんだんに使われたBersa(ベルサ)は野菜がなくても、グリーンの彩りを添えてくれますね◎
●デザイナー/Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ) 1916-1982
スウェーデンのウメオ生まれ。芸術大学卒業後、1937年にグスタフスベリ社に入社。専属デザイナーとして戦後の同社黄金期を支える。その後、1957年から13年間スウェーデン王立美術学校で教授を勤める。陶芸だけにとどまることなく、テキスタイルやイラストなど幅広い場で活躍。日本においても、西武百貨店の包装紙をデザイン。2006年には本国スウェーデンの国立美術館で回顧展が開催されるなど、世界中の人々を魅了しているデザイナー。
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